テーマ 2012年 報恩講法要のご案内(88号)

2012(平成24)年11月1日

報恩講法要は一年で、もっとも大事な御仏事です。どうぞ、お参りくださいますようご案内申し上げます。
                                                       合掌

 

法要式次第

十一月十六日(金)

■午後一時半 初逮夜 
 正信偈 真四句目下 
 念仏讃 淘五
 和讃 弥陀成仏のこのかたは 次第六首
 回向 我説彼尊功徳事
 御伝鈔拝読  
 上巻 澤面宣了(当寺) 
 下巻 澤面章氏(当寺)

十一月十七日(土)

■午前六時半 晨朝 
 正信偈 中読 
 念仏讃 淘五
 和讃 道光明朗超絶せり 次第六首
 回向 世尊我一心
 御文拝読 『中古以来』澤面章氏(当寺)  
 法話 和田英昭氏(岐阜 照明寺) 

■午前十時 日中
 正信偈 真四句目下 
 念仏讃 淘五
 和讃 光明月日に勝過して 次第六首
 回向 願以此功徳
 御文拝読 『大坂建立』筧承氏(山ノ前 蓮光寺)
 感話 高山崇氏(山階 圓乗寺)
 法話 酒井義一氏(東京 存明寺)

■午後一時半 大逮夜
 正信偈 真四句目下 
 念仏讃 淘五
 和讃 五十六憶七千萬 次第六首
 回向 我説彼尊功徳事
 御文拝読 『御正忌』 早嵜和典氏(早崎 要誓寺)
 感話 大田雅幸氏(今 岩隆寺)
 法話 酒井義一氏(東京 存明寺)

十一月十八日(日)

■午前六時半 結願晨朝
 正信偈 真読 
 念仏讃 淘五
 和讃 南無阿弥陀佛の廻向の 次第六首
 回向 世尊我一心
 御文拝読 『鸞聖人』竹中慈祥氏(上多良 真廣寺)
 感話 木村英淳氏(大阪 玉泉寺)
 法話 酒井義一氏(東京 存明寺)

■午前十時 満日中
 正信偈 真四句目下 
 念仏讃 淘五
 和讃 三朝浄土の大師等 次第三首
 回向 願以此功徳
 御文拝読 『御俗姓』島野政友氏(大阪 貞正寺)
 感話 宮尾卓氏(本庄 長源寺)
 法話 酒井義一氏(東京 存明寺)

※都合により変更する場合があります。

 

子ども報恩講 

11月18日(日)9:00〜

●持ち物  念珠 おつとめの本 お花
●日程    衆会(集合)   
        来た人から焼香
        真宗宗歌
        ちかいのことば
        『正信偈』のおつとめ
        『その人親鸞』拝読(下参照)
        住職の法話
        献花(満日中で)
        解散(10:10頃)

↓昨年の画像

 

↑午前九時 子ども報恩講

 

↑満日中の献花まで、余間で待機

 

↑献花(子どもたちから)

 

↑献花(子どもたちから)

 

↑献花(子どもたちから)

 

献花についてのお願い

みなさんのお家のお内仏(お仏壇)から各自1本、お花(どんなお花でも結構です)を持って来てください。10:00からの満日中のおつとめの時に献花をお願いします。
 尚、対象は子どもたちに限りませんので、大人の方々もぜひ、お花を1本ご持参でお参りいただきますよう、ご案内申し上げます。

 

その人親鸞  金子大栄

昔 法師あり 親鸞と名づく
殿上に生まれて 庶民の心あり
底下となりて 高貴の性を失わず
已にして愛欲の断ち難きを知り
俗に帰れども 道心を捨てず
一生凡夫にして 大涅槃の終りを期す
人間を懐かしみつつ 人になずむ能わず
名利の空なるを知り 離れ得ざるを悲しむ
流浪の生涯に 常楽の故郷を慕い
孤独の淋しさに 万人の悩みを思う
聖教を披くも 文字を見ず
ただ 言葉のひびきをきく
正法を説けども 師弟をいわず
ひとえに 同朋の縁をよろこぶ
本願を仰いでは 身の善悪をかえりみず
念仏に親しんでは 自ら無碍の一道を知る
人に知られざるを憂えず 
ただ 世を汚さんことを恐る
己身の罪障に徹して 一切群生の救いを願う
その人逝きて 数世紀 
とこしなえに死せるが如し
その人去りて 七百年 
今なお生けるが如し
その人を憶いて われは生き
その人を忘れて われは迷う
曠劫 多生の縁 よろこびつくることなし

 


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