4月21日(月)13:30〜
会場 京都市東山いきいき市民活動センター
演題 「京あまべの歴史に学ぶ」
講師
安田茂樹氏 部落解放京都府企業連合会理事長(講義 約20分)
木下松二氏 部落解放同盟京都市協議会議長(講義 約70〜90分)
▲フィールドワーク
お二人の講師から「京あまべ」は中世に四条河原で牛馬の弔いなどを生業とし、織田信長から禁制を受け、後に豊臣秀吉により東三条に移住させられた人たちのことであると聞きました。そしてさらに安田茂樹さんはそこの被差別部落の人たちが幕藩体制のために利用され、まるで道具のように扱われてきた歴史を語られました。この度私から事務局に次のように短い文章を提出させて頂きました。
「同和問題に取り組む滋賀県宗教教団連帯会議」(滋賀同宗連)の者として私たちは厳しく問われています。それは神社や寺にいる宗教者は差別に苦しむ人たちの側に寄り添ったのか、それとも幕藩体制の側に寄り添ったのかということです。残念ながらいつの時代もどこの国も宗教者の大多数は国家体制の側ではないでしょうか。
長浜教区が、真宗教団連合として参画している「同和問題に取り組む滋賀県宗教教団連帯会議」(滋賀同宗連)は、1987年に同和問題を人権問題の重要な柱として捉え、人権教育及び人権啓発を推進し、人権社会の確立を目指すことを目的に結成された。
『長浜教区管内月報』より