テーマ 2025年 報恩講

11月14日(金)から11月16日(日)、浄願寺に於きまして報恩講法要(お取越)(お敬い)が勤まりました。ここに写真を掲載しご報告させていただきます。
合掌

↑11月9日(日)朝 仏具のお磨き(浄願寺女性会)

↑11月14日(金)朝 山門 提灯設置 幕張り

↑11月14日(金)朝 玄関 幕張り

↑11月14日(金)朝 向拝 五色幕張り

↑11月14日(金)朝 内陣 荘厳

↑11月14日(金)朝 お華束盛り

↑11月14日(金)朝 竹灯籠設置(西村厚子さん)

午後一時半 初逮夜

↑御伝鈔拝読 澤面宣了(当寺)

映像 アニメ(前半)
「親鸞さま ねがい、そして ひかり。」浄土真宗本願寺派(製作著作)(約35分間)

11月15日(土)午前6時半 初晨朝

↑御文拝読 『中古以来』澤面宣了(当寺)

↑法話 一色孝氏(朝日 光西寺)
講師からの五つの言葉
●人には意識を超えた課題がある。
●報恩講は親鸞聖人のにおい。
●仏前は素直に正直になれる場です。
●言葉の上に「お」を付ける敬いの心。
●どうにもならないこの私を救い尽くす仏。

午前10時 初日中

↑御文拝読 『聖人一流』澤面真世(当寺)

↑法話 高橋法信氏(大阪 光徳寺)
講師からの五つの言葉
●大切なのは自分の言葉で語ること。
●聞こえて来るまで聞く。
●身が動く、これが感動である。
●善悪の知り顔が一番危ない。
●老は新しい発見。

午後1時半 結願逮夜

↑感話 高山崇氏(山階 圓乗寺)
講師からの三つの言葉
●門徒さんから願いがかけられている。
●浄願寺前住職さんの死によって、同級生であった私の父のことを思い起こさせて頂いています。
●嬉しいことも悲しいこともすべてが私の人生を彩っている。

法話 高橋法信氏(大阪 光徳寺)
講師からの五つの言葉
●差別の真っ只中で生まれたのが釋尊。
●長いものにまかれて生きるのが畜生です。
●六道輪廻の世界を超えたのが七歩の意味である。
●貧しいのは、もっと欲しいまだ足らんという心です。
●待ち続ける如来大悲。

11月16日(日)午前6時半 結願晨朝

法話 高橋法信氏(大阪 光徳寺)
講師からの五つの言葉
●私も西の国に還る。
●皆、時代の業、世間の業にすり込まれている。
●宗教も国も民族も超えたいのちの集合体が浄土です。
●個人的な理由はまったく無いのが戦争なのです。
●諦めていた人生を取り戻す。

午前9時15分 子ども報恩講

↑法話 澤面宣了(当寺)
ひと言
●私はずっと待たれている。

↑満日中の献花まで、余間で待機

午前10時 結願日中

↑子どもたちから献花

↑感話 木村英淳氏(大阪 玉泉寺)
講師からの三つの言葉
●有名になれば勝ちという現代の価値観が蔓延している。
●生き直す名告りが法名です。
●ただいることの大切さ。

↑法話 高橋法信氏(大阪 光徳寺)
講師からの五つの言葉
●今が準備ばかりになっている。
●御こころざしは私の選び。
●慈とは最も深い友情です。
●報恩講は親鸞さんにお礼を申し上げに来たのです。
●かけがえのないおひとりですよ。

↑お礼 北川証一氏(当寺 門徒総代長)

編集後記 

▼今年もいつも亡き父が座っていた場所にイスを置かせて頂きました(子ども報恩講の写真参照)。姿は無くても共にある報恩講でした。
▼このようにまた皆様といっしょに「ほんこさん」に会わせて頂きました。総代さん、女性会の皆さん、子どもたちにお菓子をくださいました北川政嗣さん、そして皆さん本当にありがとうございました。
▼講師の熱く語ってくださった数々の言葉から、勝手ながら法話からは五つだけ、感話は3つだけを掲載させて頂きました。本文の文責はすべて住職にあります。
▼結願晨朝の時、高橋さんはモハメドアリ氏のことを紹介され、「個人的な理由はまったく無いのが戦争なのです。」とお話くださいました。今一度モハメドアリ氏がベトナム戦争徴兵拒否の際に語られた名言を頂きたいと思います。

「ベトコンはオレを”ニガー”と呼ばない。彼らには何の恨みも憎しみもない。殺す理由もない」

▼戦後80年、8月の蟲供養の時に絵本『せんそうしない』を子どもたちが一緒に声を出して読んでくれたことを思い出しました。

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