テーマ 2025年 報恩講法要のご案内(260座)      

2025(令和7)年11月1日

報恩講法要(お取越)(お敬い)は先祖代々から十方衆生のすべてのいのちを憶念する一年でもっとも大切な御仏事です。
どうぞ、お参りくださいますようご案内申し上げます。                                               合掌

法要式次第

十一月十四日(金)
■午後一時半 初逮夜 
 正信偈 真四句目下(同朋唱和) 
 念仏讃 淘五
 和讃 弥陀成仏のこのかたは 次第六首
 回向 我説彼尊功徳事
 映像 アニメ(前半)
 「親鸞さま ねがい、そして ひかり。」
 浄土真宗本願寺派(製作著作)(約35分間)
 
十一月十五日(土)
■午前六時半 初晨朝 
 正信偈 中読(同朋唱和) 
 念仏讃 淘五
 和讃 道光明朗超絶せり 次第六首
 回向 世尊我一心
 御文拝読 『中古以来』
 法話 一色孝氏(朝日 光西寺)

■午前十時 初日中
 正信偈 真四句目下(同朋唱和) 
 念仏讃 淘五
 和讃 光明月日に勝過して 次第六首
 回向 願以此功徳
 御文拝読 『聖人一流』
 法話 高橋法信氏(大阪 光徳寺)

■午後一時半 結願逮夜
 正信偈 真四句目下(同朋唱和) 
 念仏讃 淘五
 和讃 五十六憶七千萬 次第六首
 回向 我説彼尊功徳事
 御文拝読 『大坂建立』 
 法話 高橋法信氏(大阪 光徳寺)

十一月十六日(日)
■午前六時半 結願晨朝
 正信偈 真読(同朋唱和) 
 念仏讃 淘五
 和讃 南無阿弥陀佛の廻向の 次第六首
 回向 世尊我一心
 御文拝読 『鸞聖人』
 感話 木村英淳氏(大阪 玉泉寺)
 法話 高橋法信氏(大阪 光徳寺)

■午前十時 結願日中
 正信偈 真四句目下(同朋唱和) 
 念仏讃 淘五
 和讃 三朝浄土の大師等 次第三首
 回向 願以此功徳
 御文拝読 『御俗姓』
 感話 越本達了氏(大阪 専光寺)
 法話 高橋法信氏(大阪 光徳寺)

※都合により変更する場合があります

子ども報恩講

●持ち物 念珠 おつとめの本 お花
●日程 衆会(集合)   
    来た人から焼香
    真宗宗歌
    ちかいのことば
    正信偈のおつとめ
    「宗祖を憶ふ」拝読(下参照)
    法話 住職
    献花(満日中で)
    解散(10:10頃)

↑満日中の献花まで、余間で待機 撮影2024年11月17日(日)

↑満日中 子どもたちから献花 撮影2024年11月17日(日)

住職あとがき

去る、十月十三日、浄願寺前住職・釋即章(還浄八月二十六日・行年八十九歳)の満中陰法要が勤まりました。誠にありがとうございました。
もう姿はございませんが、今年も父は浄願寺報恩講に参っておられます。上の余間のイス(父が座っていました)の写真が心に染みます…。
皆々様、報恩講どうかよろしくお願い致します。                                            合掌

宗祖を憶ふ 金子大栄

昔 法師あり 親鸞と名づく
殿上に生まれて 庶民の心あり
底下となりて 高貴の性を失わず
已にして愛欲の断ち難きを知り
俗に帰れども 道心を捨てず
一生凡夫にして 大涅槃の終りを期す
人間を懐かしみつつ 人になずむ能わず
名利の空なるを知り 離れ得ざるを悲しむ
流浪の生涯に 常楽の故郷を慕い
孤独の淋しさに 万人の悩みを思う
聖教を披くも 文字を見ず
ただ 言葉のひびきをきく
正法を説けども 師弟をいわず
ひとえに 同朋の縁をよろこぶ
本願を仰いでは 身の善悪をかえりみず
念仏に親しんでは 自ら無碍の一道を知る
人に知られざるを憂えず 
ただ 世を汚さんことを恐る
己身の罪障に徹して 一切群生の救いを願う
その人逝きて 数世紀 
とこしなえに死せるが如し
その人去りて 七百年 
今なお生けるが如し
その人を憶いて われは生き
その人を忘れて われは迷う
曠劫 多生の縁 よろこびつくることなし 


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