テーマ 天上天下唯我独尊
■4月8日は、お釋迦さまの御誕生をお祝いする「花まつり」です。お釋迦さまは御誕生の時、天の上にも天の下にも、唯、我、独りとして尊いという「天上天下唯我独尊」と叫ばれました。これはくらべることの出来ない、かけがえのないいのちの産声です。
■同じく『仏説阿弥陀経』の中に「青色青光」「黄色黄光」「赤色赤光」「白色白光」という言葉があります。阿弥陀仏の浄土に咲く蓮は青色、黄色、赤色、白色のそれぞれの色で光り輝いていると説かれています。それは、「〇色〇光」の「〇」の中に、すべてのいのちが入るのだと思います。ですのでこの度、「〇色〇光」と黒板に書き、子ども同朋会(日曜学校)にお参りされている方々の名前を「〇」の中に入れて呼ばせて頂きました。(笑)
■最後に北陸の念仏者、北村金次郎さんの言葉を頂きます。
人間は聞いてからなろうとする。ほんとの聞き方はそうじゃない。なっとることを聞け。
■「天上天下唯我独尊」「青色青光」「黄色黄光」「赤色赤光」「白色白光」とは、理想の世界でも綺麗事でもありません。それは事実であり、「なっとること」です。
▲4月6日(日)9:00〜 於浄願寺 花まつりが勤まりました。